初めてのブログ・新米理事です
世の中には、未熟な若者を侮蔑して「青二才」という言葉がありますが、私はさしずめ「青75歳婆」です。
今年の5月に25年間続けてきたNPOをリタイアし、寂しがっていた私を冨永代表が
「IVに来て一緒に活動しましょう」と誘ってくれました。冨永代表とは「彩の国さいたま国際交流協力ネットワーク」を立ち上げたときからの古いおつきあいですが、IV-JAPANについての予備知識はゼロのまま、そのお誘いに乗り、言われるままに理事になってしまいました。国内の外国人支援については多少の自信はあるのですが、国外の外国人支援についてはまったくの青75歳婆です。
ラオスの若者たちへの職業訓練支援活動や国際協力の様子など、35年の歴史のあるIV-JAPANの活動は渡された資料で学びました。木工・縫製・理美容・調理等の職業訓練を行い、終了後は彼らが社会の中で安定した生活が送れるようにするという事業の功績は、『素晴らしい』と感動しました。
もう1つ感動したのは、理事さんや事務局員さんのIV-JAPANの活動に対する誇りと熱意でした。ラオスにいる若者を育てるIV-JAPANの活動を維持するために、国内にいる理事さんたちが、本気で関わっている事でした。
毎月1回、ラオスとネパールと日本の3カ国を結んで開催されるZOOMでの理事会で、かんかんがくがくと議論を戦わす様子に接し、『冨永さんは幸せな人だな』と思いました。
私が25年間携わってきたNPOの場合、在留外国人支援事業に関しては、スタッフも理事も頑張って活動してくれていましたが、組織を維持するための経済的な心配は、自分1人で担ってきた感じがするからです。
それに比べIV-JAPANの理事さんと事務局員さんは経営面まで本気で対応している。
『すごい人たちだな』と思います。
私は海外での支援はできないと思うのですが、数年後に、技術を身につけたラオスの若者たちが日本に来た時、地域にうまく溶け込めるように、受け入れ体制作りのお手伝いができたら良いなと思っています。新しく立ち上げた自分自身の会の活動に併せて、少しだけお手伝いさせてください。 石井ナナエ
写真の代わりに、在住外国人に関する資料を添付します。
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