さいたま市国際NGOネットワーク

 理事の利根川です。IV-JAPANは、さいたま市内を中心に活動する国際協力・国際交流NGOで構成する「さいたま市国際NGOネットワーク」にも所属しています。さいたま市国際NGOネットワーク(以下、ネットワーク)には、現在8団体が参加しており、単一のNGOでは成しえない地方自治体、教育機関、他NGOとの連携により、その強みを生かして、多文化共生社会の実現に寄与しようと活動しています。私はIV-JAPANの代表としてこのネットワークの役員を務めていますが、ここ3年は代表を仰せつかっております。ちなみに参加団体は、公益財団法人埼玉YMCA、一般財団法人言語交流研究所・ヒッポファミリークラブ、特定非営利活動法人ワールド・サポート・プロジェクト、公益財団法人埼玉県ユニセフ協会、さいたま市大宮日本中国友好協会、世界に目を向けよう~今、私たちにできること~、公益社団法人さいたま観光国際協会です。

 主な活動としては、さいたま市民と多国籍市民の交流を積極的に支援するため、学びと交流の場となる「わくわくグローバル・フェスタ」の開催や国際的なイベントでの広報活動などです。昨年度は2月23日に浦和コミュニティセンターに於いて開催され、自治体国際課協会(CLAIR)地域国際課推進アドバイザーの石井ナナエさんから「国籍を超えてみんな地球の仲間!」というご講演をいただきました。今回は小学生から高齢者まで60名の参加があり、講演後のグループ協議も世代を超えて共生社会の実現について話が弾んでいました。

講演中の石井ナナエ氏

 昨年度から国内での活動を充実させようという方針を打ち出したIV-JAPANにとって、このネットワークの連携はさいたま市内にその存在をアピールするよい機会となっています。IV-JAPANの目的達成のためにも地域の他団体との連携・協力は当然不可欠であり、これからもこのネットワークを大切にするとともに、さいたま市や他団体との連携を強化していきたいと思います。

参加者の皆さまと集合写真