IV-JAPAN 第21回スタディツアー報告 ①ビエンチャン編

理事の斎藤です。

2024年2月19日~2月25日、7年ぶりにスタディツアーが再開されました。実は2020年2月実施予定でしたがコロナで出発直前にキャンセル。皆で再開を待っていました。今回の参加者は9名(初参加2名)平均年齢72歳過ぎでしたが、長時間のフライトや日中の気温35度越えも苦にせず皆元気でした。

事前に聞いていた通りビエンチャンの市街地は発展していました。新しい銀行のビルやホテル等が建ち並び、タラサオ(モーニングマーケット)が近代的なショッピングモールになっていました。何より車が増えているのとトゥクトゥクが電気自動車に代わっていたので驚きました。電力が豊富になったのか夜遅くまで街が明るく、観光地やその周辺も見違えるほど整備されていました。経済発展は喜ばしいですが、物価が高騰し庶民の生活は大変だそうです。現金収入が必要になり若者50万人が隣国などに出稼ぎに行っているとか。教育現場では定員割れが問題になっており、IV-JAPANも同様で、対策として自国で就労出来るような新しい職業訓練コースを準備中です。

滞在2日目は観光の合間にビエンチャン職業訓練校を訪問。IVがビエンチャンで最初に建てた訓練校で、建物はすでに都にハンドオーバー済みですが、IVが何かと支援をしています。調理コースのトレーナー達が運営するレストランでランチ。大変美味でした。お土産に寄付されたキッチン用品やタオル、衣類等を届けて大変喜んでいただきました。

職業訓練所訪問

滞在3日目はタソモ小学校訪問。(斎藤は14回目、他の参加者も数回目の訪問)

7年ぶりなのでラオス事務所を通して当日のスケジュール等を学校に連絡していましたが、いつもの様な歓迎の雰囲気が無く、不思議に思い尋ねると長くお付き合いのあった校長先生が3年前に病気で亡くなり、後任の校長先生は病休中で現在は若い副校長が代理をしていました。顔見知りは女性教師1人だけ。副校長が戸惑っていたので、ラオス語が堪能な理事やガイドの協力で校庭に子ども達を集めて皆で挨拶。生徒の代表者にお土産の一部を手渡し訪問時のセレモニーは終了しました。

その後は4教室に分かれて担当者によるワークショップがスタート。

①入学準備クラス 生徒数22名「ぬりえと風車作り」

対象年齢は3歳前から5歳児まで。一番小さい子は哺乳瓶を持参していました。クレヨンを持つのは初めてでしたが上手でした。皆で風車を持って扇風機の下に集まり歓声を上げていました。担任の先生の1人は子ども連れで、授乳しながらぬりえの指導をしていました。タソモ小学校は実にのどかです。

②1~2年生クラス 生徒数15名 「折り紙体験」

兜を作りました。サイズが違う新聞紙、広告紙、可愛い柄の折り紙で体験。皆一生懸命でした。残った紙は持ち帰りにしました。

③3~4年生クラス生徒数13名 「サイコロを手作りして数遊びをする」

実物のサイコロを参考にして大きなサイコロを作りそれで遊びました。上手に出来上がり満足気でした。

④5年生(最終学年)10名 書道体験

与えられた課題を早々に書き上げて、各自で創作活動が始まりました。下敷きに使用した日本の新聞紙を見て漢字を書く子、景色や人物画に挑戦する子等で創造性豊かな作品が完成。生徒達は誇らしげで担当者と通訳の後藤さんは感動した様です。

ワークショップの後はプレゼントタイム。文房具や衣類、手作りのシュシュ、お菓子等。洋服は性別やサイズ別に分類してありますが、自分の好みでない時は受け取らず何度も交換する子もいました。最近は自己主張するようになり喜ばしいです。プレゼントを貰った子は校庭でお土産のサッカーボールやシャボン玉で遊んでいました。

滞在時間は約3時間。あっという間に時間が過ぎ、子ども達の「又来てね」の言葉に見送られてナーサイトンに向かいました。ワークショップ担当の皆さんは大変でしたが、子ども達の笑顔に癒された様でした。私も毎回子ども達に癒されます。機会が有れば又訪ねたいです。

次回の報告はナーサイトン、ルアンパバーン編です。