スタディツアーの参加が新たなご縁に

 こんにちは!

 IV-JAPANの監事を務めさせていただいております安田です。

 私がIV-JAPANを知ったきっかけは、理事の斎藤加代さんにお声がけいただいたことでした。ボランティアでラオスに小学校を建て、毎年物資の寄贈と生徒の身体測定を行っているとのこと。日本の生活が当たり前になっている中でラオスの子供たちの生活や学校の様子を見たら人生の考え方が変わるかもしれないから一度一緒に行ってみないかとお誘いを受けたのが始まりでした。

 2013年、斎藤さんの活動の10年目の区切りの年のスタディツアーに同行したのが初めてのラオス渡航となります。キラキラした興味津々の目で、かつ遠慮がちに私たち日本人が持ってきたしゃぼん玉や折り紙、寄贈の衣類を恥ずかしがりながらゆっくりと手に取って行く控えめな姿が印象的でした。

2013年初めてのラオス渡航時のタソモ小学校訪問
2013年初めてのラオス渡航時のタソモ小学校訪問

 2度目の渡航は2017年、斎藤さんがタソモ小学校へ幼稚舎増築をし、そのハンドオーバー式のお手伝いとしての同行でした。1回目の訪問時は水たまりの悪路を車がグラングランと揺れながら進んで行った記憶でしたが、2度目は舗装された部分が伸びていました。到着すると、集まる親御さんの人数も前回よりも増えており地域に小学校が根付いていると感じました。そして建物もとてもきれいに大切に使ってくれていることが見て取れました。

2017年2回目の渡航時のタソモ小学校訪問
2017年2回目の渡航時のタソモ小学校訪問

 私がIV-JAPANの活動の一番共感できて素晴らしいと思っていることが「自立」を促進しているという点です。

 ただ建物施設を提供するだけではなく、その先の自立を支援しているというところに共感し私も何か活動の役に立てればと思いました。地域住民がタソモ小学校を地域に根付いた施設として活用し、先生たちが自ら学校の運営に邁進している。そんな姿を見ると日本での生活は贅沢すぎることを思い知らされます。そして何よりも子供たちの笑顔や先生たちの温かい歓迎に元気がもらえて、支援しているつもりが逆に日頃の悩みや問題が小さなことだと気づかせてくれます。今後タソモ小学校の卒業生が先生になり、次世代に絶えることなく繋ぎ続けてくれることを願っています。

 3度目の渡航は2020年2月を予定していましたが新コロナウィルスにより無期延期になりました。次に行けるのはいつかもわからない状態ですが、落ち着き次第で必ずまたスタディツアーの参加をしたいと思っています。

 最初にスタディツアーへ参加してから約8年。今現在はIV-JAPANの国内の活動、グローバルフェスタなどの各イベントにも参加しています。このご縁を大切にたくさんの仲間へ繋ぐことができたらと思っています。

 今は新コロナウィルスによりイベント出展が中止になってしまっておりますが。。。

 ラオスに興味のある方、IV-JAPANの活動に共感してくださる方、平穏な日々が戻った際にはぜひ一緒に国内外の活動への参加をお待ちしております!

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