恋しいな。

日本事務局の瀧口です。

昨年の写真を見返していますと「人と人が近い!」ということに驚きます。そしてそう感じた後すぐ、そのような当たり前すぎて違和感なんて微塵も感じなかったはずのことに、わずか半年足らずで違和感を感じるようになってしまった自分にも驚いたりします。

写真は2019年の『グローバルフェスタ』に出展した時の写真です。グローバルフェスタは毎年「国際協力の日」の10月6日前後の週末に行われています。国際協力にかかわる政府機関、NGO、企業などが一同に集まり、世界のことをもっと知ってもらうための展示や物品販売などを行うイベントです。世界各国のおいしい料理もたくさん楽しめます。このイベントでIV-JAPANは、ラオスやタイ、ネパールなどの小物雑貨などを販売するとともに、団体の活動紹介を行ってきました。

来場者の方々にIV-JAPANを知ってもらうという「外向き」のプラスの効果だけでなく、協力してくれるボランティアの方々、理事、職員間のチームワークを向上させるという「内向き」のプラスの効果も期待できるイベントですが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から2020年は惜しくも開催中止となってしまいました。

2019年のグローバルフェスタには約183,700人(主催者発表)もの方々が、お台場の会場に来場されたそうです。現在ではあり得ない、超過「密」ですね(笑)。しかしあれだけ多くの人が集まると、まったく想像していなかったような、偶然的な「人との繋がり」があったりして、それに刺激を受けて、まったく新しい考え方が生まれたりするんですよねぇ…。たまに行くデパートで “まったくチェックしていなかったけどすごく好きな感じの服に出会って思わず衝動買い!(結果、すごく満足!)” に近い感覚でしょうか。

オンライン〇〇があって本当に良かった!と現代技術に感謝しつつも、そんな昔ながらの「偶然」にたくさんのヒントをもらってきた私としては、超過密イベントの復活も心待ちにしないわけにもいかないわけであります。そんな日常を早く取り戻せるよう、日々よく食べ、よく寝て、よく笑うですね。寒くなってきましたので、皆様も体調を崩されぬよう。