第21回スタディーツアーは無期延期に

理事の斎藤加代です。

 今年の2月23日~3月3日は第21回スタディーツアーの予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で無期延期することになりました。飛行機やホテルの予約、ツアーのスケジュール調整も全て完了し参加者も準備が整った頃、新型コロナウイルス関係のニュースが多くなり間もなく国内外での感染が認められたと報道されました。参加者の中ではキャンセルしたい人、迷っている人、今のうちに行きたいと言う人、に意見が分かれました。その時点ではラオスや乗り継ぎするベトナムの情報が少なかった上、参加者6人の内5人がシニアでリスクが高かったため、相談の結果2月5日に安全を考えて無期延期に決めました。

 急なキャンセルで、皆がしばらくの間は気が抜けた様です。勿論私も同じでした。無理もないです、各自でスタディーツアーに向けて準備を進めていました。タソモ小学校訪問では参加者が各クラスを担当、年齢にあった折り紙教室やリサイクルのワークショップを開催する予定で準備はほぼ完了。その後校庭でサッカーやシャボン玉、紙飛行機を飛ばして皆で遊ぶ予定でした。参加者の中で1番若い安田さんは、子ども達のプレゼントに色とりどりのシュシュを150個も手作りしてたんです。小学校では先生や子ども達との交流が一番のお楽しみですがそれも叶わず、職業訓練校見学後に食べる予定だった調理コースの生徒に頼んでいたランチもキャンセルに。その他の体験やお楽しみも全て次回に持ち越しになりました。

 私がスタディーツアーに初めて参加したのは2003年11月。翌年の2月にタソモ小学校を寄贈したのがきっかけでした。以来ラオスに通い続けて今回が14回目のスタディーツアーの予定でした。参加する度に新しい出会いや発見、感動があります。

 タソモ小学校の子ども達の笑顔に癒され、職業訓練校で熱心に学ぶ生徒を見ると嬉しくなり、心の中で頑張れとエールを送っていました。現地でIV-JAPANの活動を見る事で、事業を継続する事の大切さや大変さを理解する事が出来ます。新しい事業を見学するのも楽しみです。

 次回のスタディーツアーはいつ頃になるかな?ウイズコロナの時代になりオンラインを取り入れた新しいスタイルに?それも又楽しいそうですがやっぱり私はラオスを訪ねたいです。友人や知人に寄付してもらった沢山の物品を届けたいのです。スタディーツアー開催の折には是非皆様のご参加をお待ちしてます。