お寺でみんなの健康チェックをしてきました!

ສະບາຍດີ!!(サバイディー)

ついに10月が来てしまいました。今年もあと3か月。年末に向けて皆さんお忙しくなってくる頃でしょうか。私は、食べ過ぎて少しムチっとしてきた気がするので、健康に悔いのない年越しに向けて、学生を巻き込んで毎日30分の運動を始めました!

バイタルチェックの授業を行ってから、約2週間が経過しました。学生たちも正確な数値で計測できるようになりました。そこで一期生と同様、学校の一番近くにある、ナーサイトンのお寺で3日間、高齢者をメインに健康チェックのアウトドアレッスンを行いました!

こちらのお寺はとても綺麗でした

朝7時にお寺に行きます。その頃ちょうどお坊さんたちがお祈りをしている + 托鉢で分けてもらったご飯や、参拝者が持ち寄った朝ごはんを食べています。

お坊さんがご飯を食べています

お坊さんがご飯を食べ終わると、残ったご飯を次は私たちに分けてくれます。ラオスでは分け与えるということが日常で見られます。ここは私ももっと見習わなければと思うところです。

みんなで朝ごはんを食べているところ

ラオスでは個人でおかずが分けられるのではなく、一つのお皿に入ったおかずをみんなで分け合って食べます。いろいろな話をしながら。一緒にご飯を分け合って食べることで、人との繋り、信頼が出来上がります。私はみんなでご飯を食べることの大切さをラオスで学びました。

さて、ご飯を食べ終えるといよいよ健康チェックの本番です!私の勝手な印象でしたが、あまり自分の健康に興味がないのでは?と思っていましたがいい意味で予測を裏切られました。みんな自分の結果に興味を示し、健康のためにどうすればよいか?を考えてくれました。

健康チェックの様子

学生たちも初めて高齢者相手に実践したことで緊張している様子でしたが、少しずつ笑顔も見え始め、みなさんに生活のアドバイスなども行っていました。血圧が高い人、低い人、薬を飲んでいる人、体のどこかに痛みを抱えている人。そんな人たちに食事のアドバイスをしたり、簡単なエクササイズの指導をしたりもしました。

お坊さんの健康チェック

ここで少しお坊さんのお話を。

ラオスでは熱心に仏教を信仰している人が大多数を占めています。そんなラオスには、7月に入安居(カオパンサー)、そして10月に出安居(オークパンサー)と呼ばれる仏教の祝日があります。基本的には満月の日に従って決まります。この約3か月間、お坊さんはお寺に籠って修行をします。この間、結婚式などのお祝い事はほとんど行われることはありませんし、熱心な人はお酒を飲むことも禁止します。そして女性はお坊さんに触れることはできません。(医療的に緊急を要す場合を除く)お坊さんの服に触れること、影を踏むこともできませんし、言葉使いも通常とは異なります。日本にも仏教はありますが、大きな違いがありますよね。

このような背景があり、私はお坊さんと近づかないようにしていた(失礼があってはダメだという気持ちが強かった)のですが、今回の3日間でその印象も変わりました。今期の学生に男性は一人だったので、お断りをして、女性の学生もチェックさせていただきました。

そんなこんなで3日間のアウトドアレッスンを終えました。みんな少し自信がついたように思います。

それではまたお会いしましょう!

ພົບກັນໃໝ່!!!(ポップカンマーイ)