IV-JAPANのネパール地震緊急支援(7)

-タクマズラクリボット村への支援-

村に滞在したIV-JAPANネパール緊急支援チームの須田裕美、ビナ・グルンは、29日(金)も引き続き住民へのヒアリング、現地カンターパートのスリマヒラジャガラン女性信用組合と協議を続けた。4月25日の震災後に村の届いた支援物資は、国際NGOオクスファムによる全世帯への防水シート支給と、インド赤十字による1回のテント2張りと食料のみで、それ以降の支援はまったくなく、支援ニーズが高い事を確認する。
住民は食糧は周囲の畑で採れる作物でどうにかなることから、仮設で生活し夜冷えるためマットと毛布を、雨期が近づき蚊や虫が発生しているため蚊帳を、衛生環境が悪化している事から石鹸、洗剤などの要望が強く出され、スリマヒラジャガラン女性信用組合とも協議して、それらの支援物資の提供を計画する。その後、ゴルカ郡で支援を行っているオクスファムと調整し、マットを除く毛布、蚊帳、石鹸、洗剤をプラスチックバッグにセットし、全世帯(701世帯・約4500人)に配布する事を決定する。

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<カウンターパートと協議する当会職員>

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<防水シートのテント生活>

詳しくはフェスブックをご覧ください。

【ネパール報告~3~】私が滞在した5月27日~29日は降雨はありませんでしたが、これから雨季に入ります。村までの道路状況はとても悪いので、雨が降った後に支援物資を積んだトラックは村までいくことは不可能です。当初の予定ではもう少し村に滞在し…

Posted by IV-Japan(International cooperation NGO) on 2015年5月31日

2015年6月3日
*当支援事情はジャパン・プラットホーム(JPF)の助成を受けています。