ネパール大地震緊急支援(1)

 4月25日に発生したネパール中部地震によって、犠牲者は9,541人に達し、負傷者は17,838人、人道支援を必要としている人は800万人を超える被害を及ぼしました。
普段はラオスで職業訓練支援を行っているIV-JAPANですが、2011年の東日本大震災や2013年のフィリンピン台風被害などでは緊急支援の活動も行っておりました。この経験をもとに本格的な緊急災害支援事業開始のための準備を進めておりましたが、今回のネパール大地震発生を受け、ジャパン・プラットホーム(JPF)より資金助成を受けて、震源地に近く特に被害が大きなゴルカ郡で、5月24日から6月21日まで支援物資支給などの支援活動を行うことに致しました。

 このため、職員の須田裕美、ビナ・グルン(ネパール人)の2名が24日にラオス・ヴィエンチャンを発ち、バンコク経由で25日にカトマンズに入ります。カトマンズで国連機関や国際NGO、ネパール政府機関と協議し、最新情報の入手や支援活動の調整を行います。その後、四輪駆動車でゴルカ郡に移動、現地カウンターパートのスリマヒラジャガラン女性信用組合と共に、支援が届いていないタクマズラクリボット村に入ります。同村の被害状況と住民のニーズを調査し、支援計画を確認してカトマンズに戻り、支援物資の調達を行います。再び、トラックで支援物資を搬送してゴルカ郡へ、途中からトラクターで村へ運び、村内に配布拠点を設けて、被災者へ支援物資の配給を行う計画です。

  地震発生後からゴルカ郡出身のビナ・グルン職員が現地と連日、電話連絡で被災状況と必要な支援を把握し、それに基づいて支援計画を立案、JPFへ資金助成申請を行い、19日に承認を得たものです。
今後も現地レポートも含め、最新情報を掲載していきます。皆さまのご寄附は支援活動に使用させていただきます。よろしくご協力をお願い申し上げます。

      ≪送金方法≫

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