職員紹介(1)ナイスガイ・ルアン

サバイディー。

今日はラオス事務所で働くスタッフの紹介をしたいと思います。
一人目はIV-Japanの勤務期間がもっとも長いOJT2のマネージャーのルアンです。
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ルアンとIV-Japanとの関係が始まったのは1999年、当時は大学に通いながら、夜間は当会代表自宅の夜警として働いていました。
2年働いたあと一度退職し、KPという総合卸問屋の営業マンとして2年働きましたが、2004年にIV-Japanがビエンチャンで職業訓練プロジェクトを始めるときにプロジェクトオフィサーとして戻ってきてくれました。というのも、ルアンは学生のころ「さくら」というラオスに始めてできた日本食レストランの厨房で働いていたことがあり、料理が得意だったからです。
IV-Japanに戻ってからは改めて和食の調理方法を職業訓練プロジェクトで学び直し、研修生として2008年に日本にも3ヶ月行っています。彼は私よりも美味しい和食をつくれます。

そして、手先が器用で基本的な構造が分かっているので、オフィスにあるものや基本的な家電製品などは何でも修理してしまうIV-Japanの便利屋さんでもあります。
ただ、電気工学を勉強したわけではないのでパソコンの修理だけはお店頼みです。

ルアンの趣味は釣りです。

新婚だというのに、週末はほとんど早朝から釣りにでかけ夕方まで帰ってこないのだとか。
浮気っぽいといわれるラオス人男性にしてはかなりタンパクなタイプなのかもしれません。
以前はなんかちょっと頼りなさそうな雰囲気があり、日本のドナーの皆さんが心配していました。
そんな彼も今ではすべてのスタッフの中のリーダー的存在となっています。

人の話をよく聞き様々な意見をまとめられるルアンがリーダー的存在になったことで、他のメンバーが意見をいいやすい雰囲気が生まれ、皆の主体性が発揮されるようになりました。
プロジェクトも今までよりもスムーズに進むようになり感謝です。

誰よりも経験も実力もありますが、決して驕り高ぶることはなく、誰とでもフラットに接することができる彼は皆の信頼をあつめるナイスガイなのです。

こんなに褒めていいものかと思ったりしますが、きっと照れて、文字通り「へへへ」と笑う彼を暖かく応援していただければと思います。

次回はもう一人のOJTマネージャーのノイちゃんです。
OJTコーディネーター・須田