インターン生活4か月を振り返って

サバイディー
インターンの柳沢です。
日本はすっかりもう春の陽気です。そこまで寒くなく、過ごしやすいです。
春といえば、卒業式や入学式があり、別れと出会いの季節ですね。
実は私も、2月末日をもってIV-JAPANのインターンシップ生活を終えました。

003.jpg 最後にみんなと集合写真

私事ですが、4か月のインターン生活を振り返ってみたいと思います。(涙目)
10月8日、ビエンチャンに降り立ったとき、何もかもが新鮮でした。
インターン期間中は、訓練生と同じ寮で過ごしたのですが、
寮で虫やクモやアリを見つけても、なぜかそんなことまでもが新鮮でドキドキワクワクでした!

かめむし はじめてカメムシに挑戦!

私は大学でラオス語専攻ではありますが、「こんにちは」と「ありがとう」ぐらいしか言えず、
ラオス人とコミュニケーションをとるのが本当に大変でした。
また、仕事も要領がつかめず、最初の一カ月は、手探り状態でした。
しかし、二か月目以降は、少しずつ慣れ始め、毎日訓練生と生活を共にすることで、
気づいたらラオス語もみるみるうちに上達しました。
私のインターンでの主な仕事内容は、
①訓練生たちにカスタマーサービスを教えるための教材をつくり、
ラオス人マネージャーにそれを使ってレクチャーしてもらう。
②OJTで今後使用していく英語の教科書作り
③IV-JAPAN創立25周年報告会用ムービー作り
④マネージャーに毎週英語の授業をさせる。
⑤ブログ更新でした。
この中から、一番印象に残っている④の仕事、
マネージャーに英語の授業をさせるについて触れてみたいと思います。
まず、ラオス人マネージャーが訓練生に英語を教えます。
ぺっとさんえいごおしえる

ここまでは大した問題はないように思われます。
そしてラオス人マネージャーが教えた内容を、その週のうちに私がテストします。
ここから問題発生です。
とにかく訓練生のカンニングが半端ない!みな、当たり前のようにカンニングするんです。
マネージャーもその様子を微笑みながらみています。これには非常にびっくり!
後で話を聞くと、ラオス語の「ソーイカンハッカン(お互い愛し合い助けあう)」精神が働いてるみたいなのです。
できる人ができない人に教えるのが当たり前みたいなんです。やっぱり文化の違いでしょうか。
それでも私はあきらめず、カンニングを防ぐためにあれやこれやと試行錯誤し、
毎週カンニングする生徒と戦いながらも楽しく英語の授業をしていきました。
そして時は過ぎ、英語を教え始めてから二カ月後。また問題発生。
今度はマネージャーが英語を教えなくなりました。
英語のレベルが上がると教えるのが難しいなど色々理由はあるみたいですが、これには困りました。
しかし生徒が「英語やらないの~?やらなかったら忘れちゃうよ~」という嬉しい言葉をかけてもらい、
なんとかマネージャーを説得し、教えてもらうようにしました
この他にもいろいろありましたが、
「教育って本当に難しいんだ、長いスパンで少しずつやっていくしかないんだ」と本当に身をもって感じました。
でもすごくやりがいがありました!
この四カ月間、語りきれないくらいいろんなことがありました。
二年間の大学生活よりも、ラオスでの四カ月のほうが濃かったです。
いろんなことに失敗しいろんなことを学びました。本当に感謝感謝です。
そして、こんな柳沢の駄文のブログを読んでいただいていた方にも感謝です。
また、いつかどこかで!

さらば2

本当にありがとうございました。コープチャイライライ
(インターン・柳沢)