ラオスのおいしい主食「カオニャオ」
副代表の河島です。
みなさん、「カオニャオ」ってご存じですか?
カオニャオとは、ラオスに行ったことのある人で食べたことがない人はほぼいないと言えるほどポピュラーかつラオスの主食であるもち米のご飯のことです。「カオ」は米、「ニャオ」は粘りという意味です。
稲作が盛んなラオスでは様々な種類の米が作られていますが、カオニャオはインディカ種という長粒米のもち米で作ります。なお、長粒米のうるち米で作ったものは「カオチャオ」と呼ばれています。
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カオニャオの作り方は単純で、軽くすすいだもち米を一晩水に浸した後、言葉では説明しづらい不思議な形のザルと深鍋を組み合わせた蒸し器で40分前後蒸します。蒸し上がったら竹で編んだ「ティップカオ」という器に入れて出来上がりです。
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ラオスの正式な食べ方は箸ではなく手を使うため、カオニャオをティップカオから一掴み取り出し、手のひらの上で丸めてから真ん中に指で窪みを付け、その窪みにおかずを乗せて食べます。
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蒸したもち米を手のひらの上で丸めると聞くと、米粒がベタベタ指に絡みついて丸めるどころではないと考える方もいると思いますが、ラオスのもち米は日本のもち米よりべたつかず手も汚れません。
肝心の味ですが、カオニャオは噛みしめるほどほのかな甘みが感じられ、米文化の日本人の口にも合うおいしいもち米です。以前、ラオスに連れて行った小学1年生だった息子はパクチーや香辛料が苦手でしたがカオニャオだけは気に入り、滞在期間中はほぼカオニャオだけで過ごしていました!
現在、コロナ禍でラオス関連の店が出店するイベントは軒並み中止となっており、国内でカオニャオが食べられる機会はとても少ないですが、今後、イベントが開催されるようになったら是非カオニャオを食べてみてください。きっとラオスに行きたくなりますよ!
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