ピーマイラオ(ラオス新年)レポート
さばーいでぃー!インターンの光成です。
ラオスは4月に入って暑さがどんどん増し、昼間は外に一歩も出たくないくらいになりました。今回は、そんな暑さにも負けず、みんながはしゃいだピーマイ・ラオ(ラオス新年)の様子をレポートします!
普段は西暦をつかって生活していますが、年中行事は仏歴に基づいているラオス。そのため、ピーマイ(ラオス新年)は毎年4月ごろとなります。今年は4/14(火)~16(木)の3日間でした。この間、様々な省庁や機関もお休みになるので、上級コースの生徒が運営するお店、OJT(実地訓練)ショップもお休みになりました。
ピーマイ休みに入る前の4/10(金)の朝出勤すると、オフィスのあるVEDI(Vocational Education Development Institute)の敷地の中に、白いテントとステージがたっていました。
…ん?これはまさか? いやいや、まだピーマイじゃないしね、準備してるだけだよね。しかし、なんだか楽器をチューニングしたりマイクテストしたりしてるけど、もしかして…。
と、この予感は的中。なんとお昼前から新年を祝うどんちゃん騒ぎが始まったのでした。
ラオスの新年は、日本のお正月とはちがって、とにかく仲間内で集まってご飯をたべビールを飲み、踊る!!というお祭り騒ぎ。なにも職場で、なにも勤務時間にやらなくとも…と思うのですが、これもラオスでは大事なコミュニケーションの機会。ちょっとシャイなラオスの人たちですが、この日は全員うってかわってとても陽気な表情です。
お昼休み、私もスタッフの方に誘っていただき、少しだけこのピーマイパーティに参加してきました!
いつも公務員の制服を着ているみなさんが、思い思いのピーマイ・ファッションをしているので華やかです。ポイントは、涼しいことと乾きやすいこと、でしょうか。「え?乾きやすいこと??」と思いのかたもいるかもしれません。
実は、ラオス新年の一番の特徴は「水かけ」にあります。写真もよく見ると、地面がびしょびしょですよね。ラオス新年では、知ってる人でも知らない人でも、出会った人にはとにかく水をかけます!!
この行事は、お釈迦様が生まれた時に、天竜が甘露を注ぎ誕生を祝ったという伝説からきています。そのため、水かけに使う水には花を浮かべて香りをつけたり、ベビーパウダーを体に塗っておいたりするので、水かけをするとほのかにいい香りが…♪
水かけをしながら、ご飯を食べていると、今度は踊りが始まりました!ラオスでは、こうやってたくさんの人が集まるときには、ラムヴォンと呼ばれる盆踊りや、バーサロップと呼ばれるステップダンスをします。
<バサロップというダンスを踊る様子 ※注:全員公務員です。そして勤務時間中です。>
こうして、私たちがオフィスに戻った後も、夕方17:00頃までこのパーティは続くので、ラオス人の「遊ぶ体力」は凄まじいな~と感じました。普段の省エネ生活は、この日のため?!と思うほどでした(笑) のんびりしたラオスの新たな一面が見れた貴重な一日でした。
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