国立リハビリテーションセンターに見学に行きました

ສະບາຍດີ!!(サバイディー)

私は以前三重県に住んでいたのですが、11月中旬にも関わらず降雪したと聞き、日本に帰国するのが怖くなってきました。皆様も風邪をひかないようにお気を付けくださいね。

さて、前回のナーサイトンでの実技実習に引き続き、国立リハビリテーションセンターに見学に行ってきました。

センター長らに最初にご挨拶

最初の頃のブログに記載しましたが、私は今年の2月までこのセンターで働いていました。このセンターには5つの部所があり、ラオスの中で一番大きなリハビリのためのセンターです。この半年で地方に新しいセンターができたと聞いて、少しずつリハビリを受けられる人が増えることを嬉しく思いました。また、そんなセンターに学生たちと一緒に訪れることができたことは、私の今までの経験が繋がったような気がして、さらに嬉しく思います。

センターへ行くと、同僚だったみんなの顔を久しぶりに見ることができてとても懐かしく感じました。みんなも私のことを忘れずに覚えていてくれてうれしかったです。

センターに行く前に前もってどういうことをしているのか、どういう患者さんがいるのかを学生たちと話しました。学生たちはある程度イメージを持って見学に行けたので、質問もたくさんしてくれました。

実際に患者さんが使う装置を体験しました。

学生たちも初めて見るものが多く、とても興味を持ってくれました。センターには海外からの支援がたくさん入っていて、私は日本で使ったことのないものもたくさんあります。そんな機会を学生たちが体験できたので、とても良い機会だったと思います。

実際に患者さんと話をしました。

患者さんと触れ合う中で、今まで学生たちが勉強した内容をもとに、介護を必要としている人はどのような人たちか?その家族はどのように介護をしているのか?を実際に患者さんを診ることで少し想像できたのではないでしょうか。

リハビリの様子を見学

このセンターでは子どもから大人まで、幅広い年齢層の患者さんが来ているのでいろんな方のリハビリを見学することができました。今回の学生たちには体の動かし方や、簡単なリハビリの仕方も教えました。卒業後も学んだことを忘れずに、多くの方の支えになってもらえればと願います。

施設の見学後はコープビジターセンター(COPE)も見学しました。

施設内での集合写真

ラオスではベトナム戦争によりたくさんの爆弾が投下され、現在も地雷がたくさん残されています。そして、その地雷によって被害を受けている人たちがたくさんいます。そんな人たちのためにこのセンターでは義手義足の作成を行ったり、ドネーションを行ったりもしています。半日の見学でしたが、多くのことを学んでくれたのではないでしょうか。

来週はいよいよ卒業試験が待っています。それが終われば卒業式です。卒業まで1週間を切りました。みんなとのお別れはとても寂しいです、、、

次回!3か月の授業を終えて最後の更新になります!最後まで応援よろしくお願いいたします。

ພົບກັນໃໝ່!!(ポップカンマーイ)