IVで広がる「人とのつながり」

副代表の河島です。

 今年度はCOVID-19の影響でイベント出店がすべて中止となってしまったため、イベントを通じた新たな出会いはありませんでしたが、IVの活動をしているとイベントに出店している他団体の方、ブースに足を運んでくださる来場者の方、ラオス関係やNGO活動をしている方などなど、多くの方々と知り合い、交流を深める機会が数多くあります。

 今回は、そんな出会いの中でも偶然が重なり活動とは違う方面で広がった「人とのつながり」についてお話しします。

 IVに関わったことで知り合い、のちにIVの理事となったネパール人のき友人シュレスタ・サハジ氏のお姉様が結婚するというので、2018年12月に冨永代表とともにネパールへ!

 ネパールの伝統的な結婚式は数日間かけて行われるそうで、お姉様の結婚式もその伝統的な形式で行われ、私達も初日を除く4日間に出席しました。

 ネパールの結婚式は日本の一般的な結婚式とは違い、席が決まっておらず好きなテーブルに座るスタイルで、結婚相手が海外留学中に知り合ったインド系アメリカ人ということもあり、様々な国の方々が駆けつけ、歌や踊りで盛り上がる大変賑やかな宴でした。

 そこでたまたま同じテーブルとなったベトナムと日本を行き来して仕事をしている日本人の若い女性と知り合いましたが、偶然にも自宅が近かったため一緒に帰国することとなり、帰国後も私の長女がベトナム旅行に行った際に現地でお世話になるなど交流が生まれました。

 知り合ってから1年後の2019年12月、その女性の友人が偶然にも私の勤務先のすぐ近くでNPO関連のイベントを開催するというので、私も急遽参加!

 そのイベントの中で生演奏に合わせて即興で絵を描くライブパフォーマンスがあり、演奏していたベーシストのkoyu氏とライブペイントしていたアーティストの鈴木掌氏とつながりました。   

 その後、彼らのライブや個展などに参加する中で親しくなり、一緒にラオスへ行きIVの活動を視察する計画を立てましたが、残念ながらCOVID-19の影響で計画は延期となってしまいました。

 2020年はCOVID-19によりイベントを通じた「人とのつながり」こそなかったですが、偶然がきっかけで知り合った彼らのライブ等を通じて職業も年齢も違う様々な方々と知り合い、良い刺激を受けることができました。

 以前のブログで池田副代表や瀧口職員も話していたように、現在のIVは財政面や運営体制等で課題を抱えており、時代の変化に合わせた改革が必要となっています。

 そんな時期だからこそ様々な「人とのつながり」で、ヒントや協力を得ながら新たな一歩を踏み出したいと考えています。