「IV-JAPAN、研修を受講でレベルアップ中!?」

 2020年4月より、団体の代表者や職員を対象とした「NGOオンリーワン戦略講座」という、なかなか骨太な研修を受講しています(2021年2月で修了予定)。この研修は、ワークシートの作成や講師陣との面談を通じて、団体の「中心軸」を明確にすると同時に抱える課題も明確にし、組織・経営基盤を強化し、マネジメント力をつけ、「団体基盤」を強化することを目的とした研修です。

 平たく言うと、団体版の「自己分析」といったところでしょうか。“団体の使命は何か”、“団体の強みと弱みは何か”、“団体の社会価値は何か”等といった視点から「IV-JAPANとはなんぞや」を見つめ直してみますと、「そうか、我々の使命はこうだった!」という団体の「中心軸」に改めて気付くと同時に、「そのためにこういうことが足りなかった!」という課題が見えてきます。コロナ禍ということもあり、対面ではなくオンラインの形式で始まったこの研修ですが、研修が進むにつれて、団体の成長のために我々がこれから為すべきことが明確になっていくことを感じます。

 現在は団体パンフレットの刷新に取り組んでいます。今回の研修を通じて、IV-JAPANの強み・特色は「学校建設」「職業訓練」「奨学金」であると私は思いました。ホームページの「IV-JAPANのめざすこと」のページ(https://iv-japan.org/about_iv-japan/)にも記載しましたが、この3の教育支援が相互に機能し合い、青少年達の経済的な面での、そして心の面での自立を目指します。それは団体が大切にしてきたことであり、これからも大切にしていくべき要素なのですが、それをどのように記載したら伝わるのか、心強い講師陣の力もお借りしつつ、構成を練っているところです。

 一朝一夕にはいかず、頭を抱える作業ですが(ここにきて課題が多い!泣)、IV-JAPANの“これから”を考える良いきっかけだと捉え、一生懸命取り組もうと思います。レベルアップしたIV-JAPANにもご期待ください!