インターン体験記2015~モン族の刺繍レッスン~
サバイディー!
ニンディーティーダイフーチャック(ラオス語で“はじめまして”)!
私、文京学院大学より参りました、小川千華と申します!この度一か月ほどラオスに滞在し、その間IV-JAPANさんにインターンをさせていただいております!どうぞよろしくお願い致します~
実習内容はオフィスでの事務作業に加え、IV-JAPANさんが支援している職業訓練センターの先生と生徒さんと交流をしながらラオスの文化体験をしています。これまでに小さなナイフを使ってフルーツや野菜に彫刻をするアートの「フルーツカービング」や「ネイルアート」を教えてもらいました。
今回私が紹介するのは東南アジアで暮らす少数民族の一族である「モン族」の刺繍の体験についてです!
刺繍のやり方は学校の授業で習ったものとほぼ同じで、針と糸を使って刺繍をしていくのですが、この刺繍の特徴は独特なデザインにあります。模様一つ一つに意味があるのだそうで、それらを組み合わせて一つのデザインにするそうです!私と共にインターンに来ている伊藤君のデザインはかたつむりの模様が入っていました。家族の成長や互いの繋がりの象徴を意味するそうです。素敵ですね~(私のデザインの意味は分かりませんでした!笑)
手先が不器用かつ目が悪い私は見えず進まず。みなさんとても丁寧に縫う場所を教えてくれるのですが、見えず。そしてまったく進まず。いろんな子が様子を見に来てくれますが進行速度の遅さに毎回笑われておりました。笑
しかしちょっとでも自分で進められると、Ok Ok!!Good!!としきりに一緒に喜んでくれます。可愛いですね~嬉しいですね~
もうひとりの実習生・伊藤君と、職業訓練センター縫製分野の生徒たち
気付けば2時間経っていて、私のお尻と肩が凝って限界でしたが少しづつコツをつかんできてサクサクできるようになってきました!めっちゃ楽しい!と思っていた所でお昼を食べようと言われ一旦中断~。お昼はご飯の上に目玉焼きが乗ってソースがかかっている物を食べましたが、一緒に唐辛子のソースもついてきました。マーケットに生徒さんたちと一緒に行った時も思いましたが、ラオスの人たちは辛いのが好きなのですねー。唐辛子を買う量が尋常じゃありませんでした。私は辛いのがとっても苦手なので終始目を丸くしておりました。スパイス、恐ろしや。
お昼の後に刺繍を再開しましたが、当方記憶力がないものでやり方を少し忘れ、再び生徒のみなさんに笑われながら教わりました。何度もすみません!
結局この日に完成しなかったため、後日続きをやったのですが、生徒さんの制作のスピードが素晴らしく早い!初日は緑の糸で枠になる線を一緒に縫っていたのに(私より果てしなく先に進んでいましたが)、もう赤や白の糸で中の模様も縫ってあり、完成に近いレベルでした!その器用さ、本当に凄い。羨ましい。尊敬。
楽しく刺繍をしたその後はみんなで何かの実?を食べました。岩塩を付けて食べるのですが、バリボリしていて美味しかったです!みんな私たちの反応を見て笑っていました。ラオス人、本当によく笑う。とっても可愛い。癒しです。
生徒のうちの一人が、とっても豪華できれいなシンやブラウスを纏って髪の毛やお化粧もバッチリ決めている写真を見せてくれました。どうやら全部自分でデザインして作ったそうです。すごいすごいきれい可愛い!!と連発していたら(日本語で)照れちゃってにこにこ恥ずかしそうに笑っていました。いやー本当に可愛い。何回も言いますけど本当に可愛い。
たくさん写真を見せもらって、互いの国の言葉で数字は何と言うのかGoodは何と言うのか教えあい、そのあとはみんなで写真を撮りました!遠くで運転手のヤーさんが盛り上げてくれたので、彼も呼んでもう1枚撮りましたが、呼んだらヤーさんスライディングして来ました。笑 とっても元気。いつも楽しそう。ヤーさん好きです~
記念に縫製分野の生徒たちと。ちなみにこの中には運転手のヤーさんはいません
長くなりましたが、刺繍のレッスン紹介はここまで!たくさんの生徒さんと交流しながらモン族の文化に触れられて、たくさん笑って写真も撮れて、いい事だらけのラオスインターン日記第1回目でした!以上小川がお送りしました~ではまた!
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