創立30周年記念報告会に参加して

 監事の森本進です。埼玉県庁のそばで、「税理士法人アライアンス」の代表税理士をしております。前年度までは理事としてかかわらせて頂きましたが、今年度から監事を務めさせて頂いております。NGOは、民間非営利法人であり、普段業務を行っている営利企業の会計とは目的、内容が異なり、なかなか不慣れな部分もありますが、税務・会計の専門家として貢献していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 今日は、3年前に参加させて頂いた「IV-JAPAN創立30周年記念報告会」の思い出を書かせて頂きます。この30周年記念報告会に参加させて頂く前までは、IV-JAPANがラオスで行っている教育、就業支援、インフラ整備などの活動については理解していましたが、この報告会に参加し、多くの方々のご支援があって、IV-JAPAN の活動が成り立ち、より多くのご支援を頂くことがIV-JAPANのさらなる発展につながっていくことが理解できました。

 30周年記念報告会は、資生堂美容技術専門学校というすばらしい会場で開催されました。当日は、妻と長男(小学校2年生)との3人で参加しました。冨永代表、来賓の方々のご挨拶の後に、IV-JAPANの30年の歩みが報告されました。まだIV-JAPAN にかかわって数年の私には、初めて知ることも多く、非常に有益な話を聞くことができました。

 活動報告の後は、職業訓練校卒業生のブンさんから、美容師としてラオスで日々活躍されている話を聞くことが出来ました。ブンさんはこの報告会のためにラオスから来ており、卒業生から直接サクセスストーリーを聞くことができ、非常に感動するとともに、IV-JAPANの過去から今に至る活動に頭が下がる思いでした。

 その他にも、虫明氏による貴重なラオス文化の話とケーンの演奏、民族衣装ファッションショーなど、普段日本では体験できないラオスの魅力を肌で感じることができました。特に民族衣装ファッションショーには、小学校2年の息子もモデルとして参加させて頂き、息子にとっても非常に想い出に残る一日となりました。

 閉会の挨拶の後は、場所を食堂に移して懇親会が開催されました。料理はラオス料理、ビールはビアラオと、2016年にラオスに行って以来の味を堪能することができました。また、料理を楽しむだけでなく、懇親会に参加されていた方々ともいろんな話ができ、親睦を深めることができました。

 この30周年記念報告会に参加し、IV-JAPANの設立以来今に至る活動内容がより知ることができたとともに、このIV-JAPANの活動に賛同してくださる方々の支援がいかに大事か、また、より多くの方々の支援を得るには、このようなイベント、また普段日常からの広報活動がいかに大事かを理解することができました。この日得た財産を、今後の国際貢献に活かしていきたいと思っています。