ラオスを訪問して
理事の高井です。
昨年ご縁がありIV-JAPANのお仕事につきましたが、姪がラオスで仕事をしていて住んでいるということを除くとラオスへの知識は殆どない状況でした。
色々な催事に参加させていただき、ブースを訪れる沢山の方から「ラオス大好きです」という言葉を聞いたり、催事で売るラオスの人々の作る手芸品や工芸品を見ている内にとても興味が湧いてきました。
以前の仕事の関係上東南アジアの国ではタイ、マレーシア、シンガポールなどに行きましたが、仕事場と街中を見て回る程度の経験でした。そんな折、姉夫婦ともう一人の姪がラオスに行くという計画を立て、是非私も姪の住んでいるラオスという国に行ってみたいと思いました。
先ずはVientianeにタイ経由で飛びました。翌日街の観光も兼ねてTukTukで姪の知り合いに案内をしてもらい、藍染めの体験が出来るTextile Museumへ。
とても優しい、笑顔の素敵な男の子が丁寧に藍染する行程を教えてくれ、私は選んだ生成りの綿のマフラーを実際に藍染めする体験ができました。言葉は半分通じなくても皆で笑いの絶えない楽しい時間となりました。
また、旅の途中で街全体が世界遺産になっている観光地として有名なLuang Prabangにも新幹線に乗って行き数日過ごしました。
リゾート地ということもあり、Luang Prabang を代表する多彩なガラスで装飾されたWat Xiengthong寺院に行ったり、熊の保護地区になっているFree the Bears at Kuang Si Waterfallsで透き通った水の美しい滝を愛でて、そこで違法な野生動物取引きから保護された熊たちがじゃれてお相撲を取っている愛らしい姿をじっくり観察することもできました。

Vientianeに戻ってからLao Conservation Trust for Wildlifeも訪れて、保護されている絶滅危惧種のSiamese crocodileやGibbonという猿にも出会うことが出来ました。
夜のマーケットも独特の雰囲気で楽しかったですが、忘れてはいけないのは美味しいラオスのお食事ではないでしょうか。何を食べても美味しくて、タイ料理よりも私には口に合っていて、体重が増えて帰ってきました。一軒のお夕飯を食べたレストランのオーナーはコロナの時に写真家のご主人と地方を回りその土地土地のお料理を習い書き溜めて、120ものレセピーや色々な食材を紹介し、400枚の写真と共に480ページに及ぶ本を出版。それだけラオスのお料理はバラエティーに富んでいるということになります。
かわいい犬や猫が自由に街で歩いたり、寝ている姿をそこらじゅうで見かけました。
姪が2匹のわんちゃんと3匹のネコちゃん達を飼っていて、夕方の犬のお散歩時間になると近所の犬も出て来て皆で自由にお散歩して途中で加わる犬などもいて手塚治虫の動物たちがジャングルで列をなして歩いている絵を思いださせるような平和な時間でした。
紙面では書ききれない他の出来事や思い出も未だありますが、行ってみて初めてわかるその国の良さ、そしてもっと知りたいと思う好奇心を生む今回の旅行は、私の新たな宝物になりました。
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