ドイツ留学を通じて感じた日本での生活との違い
こんにちは。監事の河島一成です。
コロナ禍が始まり、もう少しで丸3年となり、久しく海外にも行けていないので、今回は、私が学生時代に行ったドイツ留学(2017/9〜2018/7)に関してお話しし、忘れかけている海外の雰囲気を少しでも感じてもらえるようにしようと思います。
- ドイツ留学について
本題に入る前に、私が行ったドイツ留学について説明します。私は大学4年生の夏から10ヶ月間(2学期)ドイツのブレーメン大学という総合大学へ交換留学をしました。現地では、ドイツ語の勉強はもちろん、交換留学のため(語学留学ではないため)、自分の専攻科目である物理学の授業なども履修しました。ただし、ドイツ語は初級者であるため、英語で授業を履修しました。
今回は留学期間10ヶ月の中で感じた日本での生活との違いをご紹介します。
(ドイツでの大学生活についてはまた別の機会にご紹介できればと思います)
- ドイツと日本の大きな違いは「気候」
ドイツと日本での生活の違いはいくつもあります。例えば、生活する人の人種の多さ、お店の営業時間の厳格さ(日曜日はキリスト教の休息日のため、ほとんどのお店が閉店する)、外食の物価の高さ等。ただ、個人的に一番影響の大きい違いはやはり「気候」だと思いました。ドイツと日本の、夏と冬の違いから今回は生活の違いをご紹介します。まずは、具体的な数字で夏と冬を比較します。
以下のとおり、一年を通じてドイツは日本よりも涼しいです。また、夏は日照時間がとても長く、冬はその分短いです。
【夏の場合】平均最高気温/平均最低気温:
東京 31℃ / 24℃
ドイツ 24℃ / 14℃
夏至の日出/日没の時間:
東京 4:29 / 19:07
ドイツ 5:02 / 21:37 +2時間半!!
【冬の場合】平均最高気温/平均最低気温:
東京 10℃ / 3℃
ドイツ 3℃ / -2℃
冬至の日出/日没の時間:
東京 6:54 / 16:35
ドイツ 8:19 / 16:13 -1時間半!! - 生活する上での違い
上記のデータと、私の経験を照らし合わせても、日本とドイツの気候を比較すると夏はドイツの圧勝、冬は日本の勝利というところかと思います。
現に、ドイツ人は夏になると冬場に浴びられなかった太陽を求めるかのように、ランチもフリータイムも、勉強も全て屋外でするようにします。
そして冬は寒く、雨も多く沈む日が多いです。しかし、そこはドイツ人。楽しむことを諦めはしません。冬といえばそう、「クリスマス」です。冬のドイツといえば「クリスマスマーケット」(ドイツ語:weihnachtsmarkt)。
今年も開催時期になっているので、留学中に見たクリスマスマーケットが今年も開かれていると思います。皆さんも来年、コロナが落ち着いていれば、夏の生活や冬の生活を味わいにぜひドイツへ行ってみてください。
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