地域の『国際ふれあいフェア』等での活動

理事 金野喜久子

コロナの影響でイベントが中止になったり、ZOOM等を通じての参加という形に制限されてきましたが、この10月からは、以前のように対面形式での報告や物品の販売等ができるようになりました。

10月1、2日には、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催された『グローバルフェスタ2022』に参加しました。当会は第1回開催から参加しております。31回目となる今回は、国際協力に携わるNGO、国際機関、企業、大学や在京大使館など約100団体による展示や活動報告、物販を始め、多彩なゲストが登壇するステージプログラムや体験ワークショップ等が行われました〈外務省、グローバルフェスタJAPAN2022開催報告〉。

翌週の10月9日には、さいたま観光国際協会主催の『国際ふれあいフェア』が開催されました。浦和駅前で行われ、天気にも恵まれたこともあり、私たちのブースにも多くの方が立ち寄ってくださいました。

東京国際フォーラム、さいたま国際ふれあいフェアのIV-JAPANのブースでは、以前のようにラオスにおける支援活動の様子を掲示物等で紹介・報告し、物販も行いました。また、理事による恒例のラオスクイズなどを通じてラオスの人々の暮らしを紹介し、国際協力に関心を持って頂く良い機会に出来たと考えております。

訪れてくださった皆様は、海外でのボランテイア経験のある方、ラオスやネパールの伝統的工芸品に興味のある方、ラオスのことを初めて知る方等で様々です。ですから、イベントの時は色々な方とコミュニケ―ションをとる貴重な体験の場にもなります。

例えば、中国のモン族の衣装を身に着けた女性がブースに来られたとき、ラオスにもモン族や多くの民族が住んでいることを伝える(ラミネートされた写真があるのでそれを使用)と興味を示してくださり、宗教のことにも関心があるようでした。私には詳しい説明はできませんが、それでも知る限りのことを説明したら熱心に聴いてくださいました。国際的な視野で考え行動している日本の若い人たちに出会うことができて嬉しかったです。

また、地域の方々が国際協力NGOのブースで購入してくださることがありがたいのはもちろんですが、その時、たまたま出会った方とのちょっとした会話の中で温かい気持ちが伝わってくることがあります。国際支援協力チームの輪に加わって頂いているように感じました。