やっぱりイベントは楽しい!

副代表の河島です。

 まだまだ収束したとは言えないコロナ禍の日本ですが、各自治体の大規模なイベントが再開されるようになり、我々がいつも出店していたイベントも今秋ようやく復活してきました。今回はそんな国内の各種イベントに参加して感じたことをお話ししたいと思います。

国内イベントに出店する主な目的は、IV-JAPAN(以下IV)が行っている職業訓練支援活動を少しでも多くの方々に知っていただき、活動へのご理解ご協力につなげるための広報活動です。

職業訓練支援を主に行っている国はラオスですが、インターネットが普及して世界の距離感が縮まった現在でも日本におけるラオスの認知度は低く、イベント来場者に聞いてもラオスのことを知らない人が大半で、近くて遠い国であることを実感させられます。

また、34年の活動実績を誇るIVですが、さいたま市とラオスの首都ビエンチャンの2箇所のみに事務所を構える中小NGOであるため、業界内で一定程度の知名度こそあるものの一般の方々にはまだまだ知られていない存在です。

そんな認知度の低いラオスやIVの話を一般の方々に聞いてもらうために欠かせないツールは、ラオスの製品を中心とした小物販売と、以前もお話ししたラオスクイズ!です。

イベント会場での私はハンターのごとくIVのブースの前を通る来場者をいかに捕獲する(興味を持ってもらう)かを常に考えながら、来場者の年代やグループ構成、雰囲気などに合わせて2つのツールを使い分けて声掛けしています。

子供と一緒に来ている家族連れ、学生や若い世代の社会人グループなどはラオスクイズに応じていただける確率が高く、逆に年配の方々はラオス小物販売にご興味を持っていただける確率が高いですが、その先の本来の目的であるIVの職業訓練支援活動や国際協力について話を聞いていただける確率は、イベントごとに大きく異なります。

今年は10月1日、2日に東京国際フォーラムで開催された「グローバルフェスタJAPAN」から始まり、10月9日に浦和駅東口駅前広場での「国際ふれあいフェア」、10月29日に大宮駅前のソニックシティでの「大宮区民ふれあいフェア」と、計3箇所のイベントに参加しましたが、「グローバルフェスタ」は国内最大級の国際協力イベントだけあって、国際協力に対する来場者の意識が非常に高く、小物販売の売り上げはそこそこでしたがIVの活動内容を熱心に聞いていただいた方が多かったです。

その後の「国際ふれあいフェア」は規模こそ「グローバルフェスタ」にかないませんが、国際協力に関心のある地元の方々が多く訪れ、小物販売の売り上げもIVの活動内容を熱心に聞いていただいた人の数も「グローバルフェスタ」を大きく上回っていました!

「大宮区民ふれあいフェア」は国際協力をテーマにしたイベントではないことや、IVのブースがメイン会場から少し離れた建物内の展示メインの会場であったこともあり、小物販売の売り上げも活動内容を聞いていただいた人数も最も少ない残念な結果となりました。ただし、嬉しい発見もあり、募金箱を見た何人もの子供達が自ら率先して募金するなど、子供達の社会貢献に対する意識の高さを感じることが出来ました!

今後もイベントは続き、12月3日(土)13時半~16時半は自主企画のラオス料理教室&冨永代表講演を板橋区立成増三丁目集会所(東武東上線成増駅北口から徒歩5分)にて先着20名限定(参加費2,500円/人 ビアラオ付き)で開催準備中です。参加希望の方は、IVホームページの「お問い合わせ」から、題名に「ラオス料理教室参加希望」、メッセージ本文に「参加人数及びメッセージ」をご記入の上、お問い合わせ下さい。

※定員に達したため、募集は終了しました。2022/11/29

 ☞ラオス料理教室の詳細はこちら

そして翌12月4日(日)10時~16時は上尾市文化センター(JR高崎線上尾駅東口から徒歩15分)で開催される「あげおワールドフェア2022」は今年最後の出店ですので、是非お越しください!

グローバルフェスタJAPAN
国際ふれあいフェア 清水さいたま市長(中央)
大宮区民ふれあいフェア