誰でもできる、国際協力。

こんにちは。IV-JAPAN事務局として去年12月に入職をしました前方つかさです。

 息子の出産を機に、看護師として病院で働くことになり、育児に係る思わぬ出費に驚愕し、国際協力の現場から遠のいていた時期があります。その時はSNSやテレビのニュースで国際協力の団体の活動をしている人を見るたび、『海外に行けず、国際協力をしていない自分は無力だ』と感じ、毎日憂鬱な時間を過ごしていました。

 そんなある日、誰にでもできる国際協力という記事に出会い、さまざまな国際協力の方法があること、子育てをしながらでも国際協力ができることを学びました。そこで、今回は、だれでもできる国際協力の方法について記載しようと思います。

国際協力をしたいと思っているけど、何からはじめればいいの?

開発途上国のために何かしたいと考えてるけど、どうしたらいいのか?

そのように考えている方もいらっしゃると思います。

 国際協力と聞くと‘お金を寄付’するというイメージが先に浮かんでしまい、協力に躊躇してしまう方も多いと思います。しかし、支援の方法や考え方が多種多様になってきている現在、現金の寄付だけが国際協力ではなくなってきました。そこで、現金の寄付ではない国際協力の方法を2つ紹介します。

 まずは、① 昼食時、夕方にSNSでシェアする。

 国際協力をしたいと思ったら、まずインターネットなどで国際支援をしている団体のホームページやブログを観てみてください。 国際協力、NGO、国際支援などのキーワードでさまざまな団体の情報が観れるはずです。気に入った記事などがあればそれをシェアしたり、ツイートをします。ここで大事なのが、シェアやツイートをする時間帯です。昼食時や夕方18時以降に記事をシェアしてみてください。これは統計的に(平日・休日限らず)昼休みの時間帯や夕方にスマホなどでSNSなどを観る人が多いことが分かっており、記事を観てくれる人の確立を上げるためです。ネットアクセスの少ない時間帯でシェアやツイートをしても、目に止まる確率が低くなってしまう傾向にあるようなのです。

 どのNGOも、より多くの人に団体の活動を知ってもらいたいと思っています。そして、そこから寄付などの支援につながることもあり、SNSの活用は、持続的な活動の継続に欠かせない大事なツールの一つとなっています。SNSでシェアやツイートするだけでも国際協力と言えるのではないでしょうか。ぜひ、時間帯を気にしながらシェアやツイートをしてみてはいかがでしょうか。

 つぎに、② 消費行動を変える。

 私は、以前からずっと継続していることがあります。それは、贈り物にはフェアトレードの商品を買う事です。

フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す取り組みのことです。フェアトレード認証製品を購入することは、開発途上国の生産者をサポートすることに繋がります。(一部フェアトレードジャパンより抜粋)

 私は、周りのお友達への出産祝として、フェアトレードのオーガニックコットン100%のベビー服やスタイなどをプレゼントしていました。また、お世話になった人への御礼には、フェアトレードのコーヒーや紅茶、チョコレートなどを贈ったり、何かイベントがあるごとにフェアトレードの商品を活用しています。最近のフェアトレードの商品はとてもクオリティが高く、お洒落です。プレゼントを貰った人から喜びの声もきかれています。そして、なにより生産者に適正な対価が支払われるという好循環につながります。贈った人も、贈られた人も、作った人もみんなが幸せになれます。

 もうすぐValentineですが、フェアトレードのカカオを使用したチョコレートを贈り、国際協力に貢献してみてはいかがですか?

 IV-JAPANも定期的にブログを更新したり、今後はイベントでラオスの伝統的な工芸品や雑貨を販売したいと思います。ハードルが高いと思われがちな国際協力ですが、このような協力や応援の仕方もありますので、ぜひ一度IV-JAPANのHPを夕方にシェアしたり、気に入ったラオスの雑貨などを購入下さると幸いです。

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