ラオス、お米の収穫祭

 日本事務局の瀧口です。

 青年海外協力隊員としてラオスで暮らしていたのは2015年~2017年間の2年間。帰国してからもう4年になるのかぁと昔の写真を眺めていたら、懐かしい写真を見つけたので、今回はその時のお話です。

 日本の食卓に欠かせない「お米」。私もお米が大好きです。ラオスも日本と同じくお米が主食の国なのですが、ラオスでは「もち米」が主流です。箸は使わず手で食べます。ピリ辛のラオス料理との相性は抜群で、ついつい食べ過ぎてしまいます。

 私が住んでいたのは、ラオス北西部に位置しタイと隣接するサイニャブリ県で、同県にあるピアン郡はお米の名産地です。2017年の1月、当時の職場の同僚(ピアン郡在住)に誘われ、そこで行われたお米の収穫祭に行ってきました。

 会場に入ってまず目に入ったのは、会場正面の広場にそびえる高さ約20メートルもある巨大な稲のドームでした。中に入ることもできて、お米を収穫する際に使う道具が展示されていました。

稲のドーム

 2日間のお祭りの2日目、郡内にある51の村のうち、24もの村の人々が行進するパレードが行われたのですが、民族衣装を身にまとい会場に集まった様子は圧巻でした。

収穫祭のパレード

 この祭りは毎年行われていて、その年の収穫への感謝と、次の年の豊作を祈願するための祭りなのだそう。きっと今年も高々と立つ稲のドームと民族衣装のパレードで、村は大盛り上がりだったことと思います。

民族衣装の女性

 サイニャブリ県も、ましてやピアン郡も、日本から観光で行く機会はなかなか作れそうにありませんが、いつの日かまた行きたいなぁ。