奨学金を支給しました。
9月30日にビエンチャン都ナーサイトン郡の職業訓練センターで奨学金を渡しました。奨学金を渡す前には、職員のエイプさんから、訓練生に挨拶をしました。挨拶の中で、職業訓練の修了生の多くが、自分のお店をもったり、ホテルで働いたりと、訓練を通して手に職を付け新しい道を歩み始めているので頑張ってほしいと話しました。また、日本人のドナーの方が、奨学金を寄付するのは、ドナーの方がお金持ちだからではなく、手に職を付けることで新しい人生の一歩を踏み出したい人々を応援したい気持ちからであるとも話しました。
8月31日に始まった初級の訓練には、縫製コースが 16 名、調理コースが17人、理美容コースが21人の計 54名が参加しています。これ から初級 3 ヶ月、中級 3 ヶ月を通して技術を身に付けていきます。
それぞれのコースで1名ずつインタビューをしたので紹介します。
■パイマニー・ソムペットさん
Q1 出身、年齢を教えてください。
ラオス北部のボケオ県出身で、26 歳 です。
Q2 どのコースで学んでいますか?また、そのコースを選んだ理由は?
調理コースで学んでいます。私が料理が料理が好きで、料理を勉強したいと話していたところ、友達がこのナーサイトンの訓練センターのことを教えてくれました。
Q3 約1ヶ月、学んでみての感想はありますか?
先生方は、皆熱心に教えてくれます。現在、ラオス料理を中心に学んでいますが、今まで知らなかった料理や料理方法もあり、毎日楽しく勉強しています。これから外国の料理を勉強するのが楽しみです。
Q4 卒業後、どのように進路に就きたいですか?
小さなお店で良いので、自分のお店を持ちたいです。それから、頑張って美味しい料理を作って有名なお店にしていきたいです。
■パンウアン・アムさん
Q1 出身、年齢を教えてください。
ラオス北部のフアパン県出身で、23 歳 です。
Q2 どのコースで学んでいますか?また、そのコースを選んだ理由は?
縫製コースで学んでいます。服のデザインをするのが好きなので、縫製の技術を学ぼうと思いここで訓練を受けることにしました。親戚がここの近くに住んでいて、この訓練所を紹介してくれました。
Q3 約1ヶ月、学んでみての感想はありますか?
ミシンの使い方などを学んでいます。自分流ではなく、正しいミシンの使い方を学ぶことで、綺麗に縫製することができるようになりました。
Q4 卒業後、どのように進路に就きたいですか?
まずは自宅で、シン(ラオスのスカート)やスア(ラオスのシャツ)などの縫製の仕事をしたいです。お金を貯めて後は、自分の洋服屋を開きたいと考えています。
■センフアパン・ケオさん
Q1 出身、年齢を教えてください。
ビエンチャン都の隣にあるビエンチャン県出身で、32 歳 です。
Q2 どのコースで学んでいますか?また、そのコースを選んだ理由は?
理美容コースで学んでいます。私は以前から美容の仕事に興味ありました。また、理美容の仕事を一生懸命すれば自分自身や家族を養うことができるのもこのコースを選んだ理由です。ここで勉強するときに、奨学金が受給することができると友人から教えてもらったので、ここで訓練を受けることに決めました。
Q3 約1ヶ月、学んでみての感想はありますか?
ずっと美容を学びたかったので、好きなことを学ぶことができて充実した日々を過ごしています。これから、髪のカットから、染髪などいろいろな技術を学んでいきたいです。
Q4 卒業後、どのように進路に就きたいですか?
自宅の前に、美容室を開きたいです。それから、お客さんを増やしてこのお店を大きくしていければ嬉しいです。
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