パクセーの輝く魅力

理事の上田義朗です。

コロナ禍でラオス訪問が不自由となり、もどかしい思いをしています。そこで昨年8月に訪問したラオス南部チャンパサック県の中核都市パクセーを紹介しましょう。西松建設が出資・運営する経済特区(SEZ)の調査が目的でしたが、同時にパクセーの自然と文化を満喫することができました。

パクセーは古くからのタイ・ベトナム・カンボジアの交易都市であったことから、人工的な雰囲気のサバナケットよりも落ち着いた町並みです。ラオス紙幣10,000キープの図柄はパクセーの「日本橋」だそうです。この橋によってラオス山岳部とタイ国境までの往来が円滑になりました。山頂に鎮座する巨大な仏像からメコン川の眺めは一見の価値があります。

ラオスの有名ブランドDao Coffeeの創業者一族の宮殿のような邸宅は、ラオスの富裕層の存在を実感できます。パクセーは世界遺産ワットプー観光の中継地として有名ですが、パクセーだけでも見所は多数あります。

パクセーでは、現地在住の毛利有紀子さんにお世話になりました。ビエンチャンでは日本大使館などに勤務され、IV-JAPANにも頻繁に出入りされていました。懐かしい人と再会して、ますますパクセーの魅力が輝くように思われました。

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