ラオス木工トレーナーの日本研修レポート ~第2回:いよいよ研修開始!埼玉県表敬訪問・機械整備編~
こんにちは!木工インストラクター山本です。今回は前回の渡航編に引き続き、研修1週目の様子、埼玉県表敬訪問・機械整備編をお伝えします!
<国際課の皆さんと記念写真>
この木工職業プロジェクトは埼玉県との草の根事業・地域連携経済活性化特別枠というプログラムを活用させて実施しているプロジェクトです。そのため、まずは埼玉県国際課に挨拶に伺い、活動の状況や今回の研修の目的を説明しました。そしてラオス人トレーナーの日本の印象や、これからの意気込み等を話したりと終始和やかな雰囲気で行われました。
午後は日本を代表する家具メーカーである飛騨産業㈱さんとカリモク家具㈱さん、2社のショールーム訪問です。
各社、担当の方がわざわざ時間を作ってくださり、細かく家具の説明や各社のこだわり、目的等、家具を作る技術だけでなく、たくさんのためになるお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。
<家具を真剣に見つめるペンディートレーナー>
そして、今週のメインはラオスにいる時から楽しみにしていた機械整備・調整の講習です。ラオスでは日本の機械を購入してラオスへ輸送して使用しているものの、異常が起きても修理する知識や道具が足りず、なかなか満足のいく状態で使えていませんでした。その現状を知った赤松学長がこのプログラムを研修に組み込んでくださり、実現しました。
<赤松先生がラオスにいらしてくださったときの講義風景>
機械整備・調整講習には、特別にトーブ通商野田様(ものつくり大学の機械調整や技能五輪の機械整備を担当されている)がお引き受けくださり、現場で働く人でしか分からない問題や、20年以上の経験があるからこそ成せる技などを包み隠さず教えてくださった野田講師に本当に感謝でいっぱいです。これには2人のトレーナーもいつも以上の集中力で、聞き入っていました。
4時終了予定が先生も2人の熱意に押され、5時6時までお付き合いくださったり、トレーナーたちは講義終了後も夕飯の時間を忘れて復習に励んだり。とにかく学びの多い3日間でした。
<帰寮してからも熱心に研修内容を復習中!>
講習の最後に野田講師のとても印象的な言葉がありました。
「機械を整備するのは、いいものを作るためでもあるんだけど、何よりも一番は使う人の安全のためにやるんです。少しでも問題があると怪我をする可能性が出てくる。それを少しでも防ぐために、しっかりとした整備が必要なんです。誰にも怪我をしてほしくないから。」
僕らもこの言葉を胸に、学校で訓練生たちが怪我をしないように、常に機械をベストの状態で保つように努力しようと誓いました。
★★★ 帰国後早速 ★★★
この技術をただ教えてもらっただけではもったいないということで、当校の機械を整備することに。日本研修に参加できなかった2名のトレーナーにも学んできた技術をシェアしながらベアリングの交換や、機械の錆を取ったり、学んできたことを復習しながらしっかりと整備しました。これによって機械も快調!良い音で仕事をしてくれています!
~第3回へと続く・・・~
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