スタディーツアーatハンディクラフトフェスティバル

サバイディー
インターンの柳沢です。
11月7日に、ITECCで開催されたハンディクラフトフェスティバルに、
縫製コースの生徒たちをスタディーツアーに連れていきました。
ITECCの正式名称はLao international Trade Exhibition and Convention Centerといい、
ラオスの街中からすこし離れたところに数年前にできた国際展示場です。
展示スペースでは一年を通して様々な催し物が行われ、その他に常設ボーリング場や、映画館、スーパーなどもあります。今年は11月1日から7日までハンディクラフトが行われ、
ラオス全土から多くの手工芸品が集まりました。
これだけ多くの様々な手工芸品が一同に集まるのはこの時ぐらいなので、せっかくの貴重な機会にしっかり勉強してもらいたいと思い、OJTの縫製コースの生徒たちを連れていきました。
まず生徒が興味をひかれたのはモン族が出しているブースにあった蚕と蚕から作られた絹です。
どうやって作ったんだろうと興味津津

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実際に蚕のまゆを購入した生徒もいました。

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その後生徒には1時間半の自由時間を与えて、自由に場内を回って勉強してもらうことにしました。

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きれいなラオス伝統のシルクでできたブラウスに興味を持って実際に手にとってみたり、、
生徒同士であれやこれやとコメントを言い合って研究したり、、、
また、織の細やかな生徒はきれいなシン(ラオスの伝統的スカート)に興味をひかれ、
お店の人にいろいろとたずねたりもしていました。

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値段はピンキリですが、細かい織が全面に入ったものだと3万、4万以上するものもありました。
「こんなシン作れるようになりたいなあ」とつぶやく生徒も!
そんな姿を見て勤勉だなあと感心していた矢先、生徒たちは「ムアイ(疲れた)ムアイ」
と言い出し、勉強するよりもお買いものモードへ。

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ハンディクラフトと関係ないスーパーで買い物しっちゃたりする生徒もいましたが。
これもラオススタイルなのかなと思い、私も一緒にウインドウショッピングをしていました。しかし、OJTに戻ってからも、生徒たちは購入して帰った蚕のまゆを研究していたりハンディクラフトの話をしていたりしたので、良い勉強になったと思います。
最近はお客様からのオーダーがない時も、自分たちで色々と考えてカバンや小物を自主的に作る傾向が増えたので、このスタディツアーが刺激となって意識改革の一因となってくれているのではないかとひそかに思っています。
(インターン生・柳沢)